こんにちは、じっと(@jittoblog)です。
今回紹介するサウナ施設は、東海地区の老舗サウナ『大垣サウナ』です。初訪問のサウナ施設になります。
以前からずっと気になっていたサウナ施設で、しかも私が大好きな昭和ストロングなサウナ。今回掲載している写真については、事前に大垣サウナ様の許可を得て撮影したものを使用しております。では、紹介していきます。
大垣サウナの基本情報
- 男性専用のサウナ施設
- 営業時間 AM11:00ーAM0:00(土曜日オールナイト営業)
- 年中無休
- 入泉料 1,700円
- オールナイト追加料金 800円
- サービスタイム
- 夜9時以降 1,000円
- 日曜日の朝風呂(AM6:00ーAM9:00) 1,000円
- マッサージ 4,100円
- 指名料金 500円
- 駐車場有 40台
- 最寄駅 大垣駅から徒歩25分程度
- 最寄バス停 三塚町(名阪近鉄バスソフトピア線)から徒歩3分程度 運賃 180円
- タクシー 大垣駅から7分程度(約2km)運賃 1000円程度
大垣サウナのロケーション
大垣サウナは、岐阜県大垣市にある1966年創業の老舗サウナ施設。
大垣市は「水の都」としても知られ、揖斐川など多くの河川が市内に流れています。それだけでなく、大垣市内は地下水も豊富。この地下水は大垣市の貴重な水源となっており、地下水を生かした和菓子「水まんじゅう」が有名。古くは繊維産業が盛んな地域だったのも、この豊富な地下水があった大垣市ならではですね。そんな大垣市の地下水は、自噴してしている場所が数多くあり、この大垣サウナの水風呂もこの自噴した地下水を使っているそう。あー、水風呂にダイブしたくなってきました。
大垣サウナってどんなサウナ?
大垣サウナは、昭和のレトロな雰囲気が漂う、創業から50年以上サウナー達に愛される男性専用のサウナ施設です。至る所の設備には古い感じがあるものの、私はそれも大垣サウナの良さに繋がっていると感じました。清掃が隅々まで行き渡り、清潔感に溢れています。トイレもピカピカに磨かれ、とても50年以上経過したサウナ施設と感じないくらい手が行き届いていました。従業員の皆様もテキパキ働かれていて、無駄の無い動きが印象的でした。従業員の方の意識の高さに、大垣サウナブランドを守るプライドの高さが伺えます。心地よい時間を提供してくれる最高のサウナ施設です。
エントランス
昭和レトロな雰囲気がビンビン感じられるエントランスです。ここの特徴は他のサウナ施設や温浴施設にある靴箱がありません。カウンターに直接靴を預けて入泉料を支払います。支払いは現金のみの対応。ある程度手元に現金をご用意することを忘れずに。料金の支払いが終わると更衣室のロッカーをもらいます。エントランス付近には、大垣サウナの歴史を感じられる品々が飾られています。周年イベントで作成されたグッズも販売、60周年記念の時には盛大にやると受付の方からお伺いしました。今から楽しみですね。常連のお客様の中には、エントランスに椅子を置いて外気浴をされる方も居るとか。入り口を挟んで2脚椅子を置いて休憩するみたいです。初めて来店した私は、勇気がなく出来ませんでしたが、いつかはチャレンジしてみたいと思います。春から秋にかけて気持ち良さそうですね。
昭和の雰囲気が漂うエントランス
施設内に外気浴スペースが無いため、常連様はこのエントランスに椅子を置いて外気浴をするそう。今度訪れた際には、是非チャレンジしてみたい。
入店すると大垣サウナの歴史を感じる品々
55周年記念に作成されたタオルやTシャツ、トートバッグなどの販売されていました。来店した当日も大垣サウナのトートバッグを持って来店された常連様もいて、こんなところでも大垣サウナが愛されていることを実感。
大垣サウナの名物
大垣サウナには、よくあるお客様用の靴箱がありません。エントランスで入浴料を支払う際に、カウンターで直接履き物を預けるスタイルです。靴をカウンターに置く→入浴料を支払う→ロッカーキーを預ける。こんな流れです。私は今回初訪問だったので、その旨を伝えると館内設備やその他の清算方法など丁寧にご説明いただきました。初めて訪問する際は是非「初めてです」アピールしてみてください。
ロッカー
大垣サウナのロッカーの特徴は、ロッカーの上に大きめのタオル(腰に巻ける程の大きさ)が備え付けられている点です。しかもそのタオルは、無くなると従業員の方が随時新しいタオルを補充します。私はそのシステムを知らなかったので、再度入浴しようとロッカーに向かうと新しいタオルが補充されており、心遣いに感動しました。ホスピタリティの高さをここでも感じる事が出来ます。
ロッカー上部に並べられたタオル
綺麗に整然と並べられたタオルですが、この埃が溜まりやすいロッカー上部にタオルが置ける大垣サウナの凄さを感じた瞬間でした。この光景も他のサウナ施設には無い大垣サウナの名物ですね。
第2ラウンド開始の瞬間
新しいタオルが備え付けられており、感動しながらの一枚。サウナーの気持ちに寄り添っていただけるこの心遣いに、一気に大垣サウナファンになりました。
サウナ室
対流式のサウナ室は、15〜16名程度入る事が出来る広さです。音声付きのテレビモニターも設置されていて、モニターの下に時計が設置されているので時間管理も問題なく出来ます。サウナ室の温度は、終始110℃をキープしておりました。湿度も適度にあり、温度の割には入り難い印象はなくしっかりと蒸される事が出来ました。ただ、この110℃はほんの序の口で、時間帯によっては120℃を超えることもあるそう。特に夜遅い時間帯に大垣サウナの本気が感じられるそうで、直近の週末遅い時間帯で温度計は123℃を指していたと支配人談。私は日曜日11時30分過ぎの訪問でしたが、終始サウナ室前で待ちが発生する事なく、ととのいロードを完走する事が出来ました。ただ、後ほど支配人の方とお話する機会があり、訪問当日の日曜日は、通常よりお客様は少ないとのこと。ある意味ラッキなー日だったのかも知れません。普段、110℃位の高めの設定のサウナに入り慣れていない方は、最初は熱さにビックリするかも知れませんが、慣れるとこの熱さがクセになるかも。私はもう虜です。ただ、サウナは我慢比べの場ではないので、無理せず自分のペースで楽しむに限りますね。
水風呂
5〜6名程度入る事が出来る水風呂は、水温計はありませんが水温14℃。110℃のサウナに丁度良い温度になっています。ここの水風呂は自噴する地下水を使用しており、夏と冬で若干の温度差はあるものの、年間通して水温14℃前後をキープしているそうです。サウナーにとって水風呂はご褒美みたいなもの。大垣サウナの自噴する地下水は、肌あたりも最高で、ととのいロードを加速させる奇跡の水風呂でした。あー、また水風呂にダイブしたくなってきた。
休憩
大垣サウナには外気浴スペースが設けられていないので、基本は風呂場内に設置されている椅子(3脚程度)や浴槽の縁などに座って各々休憩するスタイルです。中には、一度風呂場を出て、ロッカールームに設定されているテーブルと椅子に座って休憩される方もいらっしゃいました。そんな時に先程紹介したロッカー上に備え付けられている大きいめのタオルが大活躍。さっと腰に巻いて休憩、外気浴だけが休憩ではないことを感じられるかも。私は、風呂場内で休憩するスタイルでしたが、外気浴がなくても何も問題なし。しっかりととのいロード完走する事が出来ました。
その他
風呂場の入り口付近には、館内着やフェイスタオルが用意されています。サウナに入った後は館内着に着替えて2階の休憩所やお食事処でゆっくり過ごすことが出来ます。ここ大垣サウナはサウナパンツスタイルになっていて、風呂場に入ると直ぐに大量のサウナパンツが用意してあります。私は関西の人間なので、このサウンパンツスタイルが個人的に安心します。洗い場には、シャンプーやボディソープなどが備え付けてあるので基本手ぶらで問題ありませんが、持ち込んで入られる常連様も多く、サウナ室入り口横に持ち込んだアメニティを保管できる棚が用意されています。
その他の設備
大垣サウナの2階には、休憩スペースとマッサージルーム、お食事処があります。休憩スペースには、リクライニングチェアと大型のテレビが設置されていました。三人掛けのソファも2脚設置されていました。30弱ほどのリクライニングチェアが設置されていましたが、時間帯によってはくつろぎモードのお客様で満席の状況でした。壁にはブックラックも用意されていて新聞、雑誌なども読むことが出来ます。お食事処は、カウンター席と座敷があり、カウンター席は7名程度、座敷は4名掛けが4卓用意されています。私が入店した12時30分頃には、満席で待ちが発生していました。入口横に紙が用意されていて、利用する人数とロッカー番号を記入後、休憩所で空きが出るまで待つスタイル。席が空き次第、従業員の方から呼んでいただけます。財布を持って館内を移動する必要はなく、入浴料以外の食事代やマッサージ代などは帰りの精算になります。お財布などの貴重品の忘れ物が多いようなので、基本手ぶらで館内で過ごしてくださいとご案内がありました。
2階へと繋がる階段
照明や手すりの感じが昭和レトロな雰囲気を感じさせます。もちろん清掃が行き届いている階段は、裸足で歩いていても気持ち良い。
この筒も大垣サウナ名物
大垣サウナのお食事処やマッサージを利用した場合、帰りに精算することになりますが、お会計はロッカー番号毎に伝票が作成され、その都度伝票をこの筒を通して1階エントランスの受付カウンターに渡されます。このアナログな感じも大垣サウナらしく私は好きです。
きっちりと畳まれているブランケット
こういう所まで綺麗に整然と畳まれているブランケットを見ると、丁寧な仕事ぶりが伺えます。撮影は出来ませんでしたが、風呂場に設置されているフェイスタオルなど綺麗に積み上げられていました。後ろの身長計が気になる。
サウナ飯
大垣サウナ2階の食事処でサウナ飯を頂きました。メニューの種類も豊富でどれにしようか目移りしてしまいましたが、今回は、是非食べてみたかった豚ロース生姜焼き定食を頂くことにしました。柔らかく仕上がった豚ロース生姜焼きは、ご飯との相性抜群の味付け。ボリュームのあるお肉でしたが、ペロリと食べてしまいました。他のメニューも気になるので、次回訪問時もここでサウナ飯を頂くことになりそうです。
豚ロース生姜焼き定食
柔らかく仕上がった豚ロースは、ご飯との相性抜群です。他のテーブルでも注文されていたみたいなので、人気メニューなのも頷けます。
豊富なフードメニュー
今回は、豚ロース生姜焼き一択だったので迷いませんでしたが、改めて見ると気になるメニューばかり。次回の来店が楽しみです。
ドリンクメニュー
瓶ビールだけでも4種類あります。カウンター後ろにはボトルキープが沢山されていて、常連様の多さが伺えます。
支配人とのお話
サウナ飯も頂き、休憩所でのんびりくつろいだ後は本日2回目のサウナ。2回目もしっかり3セット完走、最高のサウナを満喫することが出来ました。一通りサウナを楽しんだ後、エントランスの受付横にあるソファで休憩。自動ドアのガラス越しに見える景色を眺めながら水分補給をしていると、受付カウンター内にいた支配人の方に声を掛けていただきました。私が今回初めて訪問した旨を話すと、大垣サウナのことを色々と教えてくださいました。支配人はサウナ歴47年のベテランサウナー。もう仙人の域に達する程のサウナーなので、サウナの話が尽きない、本当にサウナが好きな方なんだなと会話から感じられました。夕方の時間帯で帰りのお客様、来店されるお客様が交互に来るようなタイミングでしたが、そんなお忙しい中でも合間を縫ってお話をする事が出来ました。この支配人がいる大垣サウナのクオリティに納得、点と点が線で繋がった瞬間でした。大垣サウナ=ホスピタリティに満ちた極上のサウナ、そんな言葉がピッタリなサウナ施設でした。
支配人はお仕事の都合上、サウナに入れるタイミングが限られていて、オールナイト営業を行なっている土曜日深夜1時以降なんだそう。毎週土曜日の深夜は、「大垣サウナミッドナイトセッション」が開催され、支配人と一緒に昭和ストロングなサウナを楽しむ事が出来ます。支配人とさサウナについて熱く語りながら一緒に楽しみたい方は、このタイミングを狙っていくのもいいかもしれませんね。
最後に
今回、サウナブログ1回目を飾った大垣サウナの紹介でした。
大垣サウナは、昭和ストロングな歴史を感じられるサウナ。当然ですが、サウナーの方のマナーもしっかりされていますので、ストレスフリーで極上のサウナが体験出来ます。地元の方に愛されるサウナ施設の印象ですが、遠方から足を運んでも入る価値があるサウナだと思います。実際、他県ナンバーの車も何台か止まっていました。自噴している地下水を使った奇跡の水風呂は、片道2時間かけて来た甲斐があったと感じられる最高の水風呂でした。
大垣サウナが気になっている方は、是非一度足を運んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。