こんにちは、じっと(@jittoblog)です。
今回ご紹介する施設は、東海地方の日帰り温泉施設『神馬の湯』です。
2021年3月にオープンした『神馬の湯』は、
地下深くから汲み上げた天然温泉が楽しめる露天風呂があり、サウナーからサウナ初心者の方まで幅広く楽しめる広々サウナ、シングル、ダブルと異なる水温の水風呂、3種類のバリエーションに富んだ岩盤浴が楽しめる人気の施設です。
施設内はとても綺麗で清潔感も抜群。
濃尾平野が一望できる高台にある施設なので、
最高のロケーションが楽しめるのも嬉しいポイント。
ご年配の方から、ファミリー層、サウナーからも注目が集まる『神馬の湯』のお風呂とサウナ。
気になった方は、是非覗いてみてください。
では、紹介していきます。
神馬の湯基本情報
- 日帰り温泉
- 営業時間 平日9:00ー23:00(最終入館22:00) 土日祝7:00ー24:00(最終入館23:00)
- 定休日 第3火曜日(祝日の場合翌平日)/5月・11月は第3火曜日・水曜日定休
- 入館料平日 大人(中学生以上)980円 小人(4歳以上)410円 館内着400円
- 入館料土日祝 大人1,200円 小人470円 朝風呂(9:00までに入館)980円 館内着500円
- 土日祝に9:00までに入館された場合は、朝風呂料金で終日滞在が可能
- 岩盤浴を利用する場合は館内着が必要、同額支払えば館内着の交換も可能。
- 館内着の料金のみで岩盤浴の利用不可、入館料が別途必要。
- レンタルタオルセット300円
- JAF会員の方はレンタルタオルセット無料のサービスあり、会員証の提示必要。
- 駐車場完備 170台
- 最寄駅 養老鉄道多度駅より徒歩9分程度/桑名市コミュニティバスKーバス神馬の湯下車
神馬の湯のロケーション
『神馬の湯』がある三重県桑名市は、木曽三川(揖斐川、長良川、木曽川)が北部より注がれ、東に濃尾平野、西に鈴鹿山脈、北に養老の山々が広がる自然豊かな地域である一方、江戸時代には東海道五十三次の宿場町としても栄え、近年では名古屋市にも近い立地から名古屋市のベッドタウンとしても人気で、高速道路や鉄道などの交通網も整備され利便性が高く住環境が非常に良い地域です。『神馬の湯』の近くには「多度大社」があり毎年5月4日、5日に行われる上げ馬神事が有名で、伊勢神宮とも深いつながりがあることから、別名「北伊勢神宮」とも言われ多くの参拝者が訪れます。長島温泉、長島スパーランドを有する「長島リゾート」とともに観光スポットが多いエリアです。特産品ははまぐりで、しぐれ煮はお土産としても非常に人気。
神馬の湯ってどんな施設?
『神馬の湯』は、かつて多度神宮寺を創建した僧侶満願が、多度につくったとされる大衆浴場の歴史や文化を受け継ぎ、2021年3月同じ多度の地にオープンした日帰り温泉施設。天然温泉が楽しめる露天風呂をはじめ、高濃度炭酸泉や3種類のジェットバスなどお風呂のバリエーションも豊富。6段の広々ベンチがあるサウナと2種類の水風呂は相性抜群、水風呂の隣には熱湯も用意されており、温冷交代浴もじっくり楽しめます。岩盤浴は3種類あり、毎日定期的にイベントが開催されています。その他にも曜日ごとに様々なイベントが用意されいるので、平日、週末に関わらず楽しめる施設となっています。
神馬の湯施設案内
エントランス
エントランスの壁
明治時代より桑名市に残る諸戸氏庭園の煉瓦蔵の壁をイメージしており、桑名市の歴史を感じるデザインになっています。
入口にある店名ロゴ
多方面で活躍されている武田双雲先生が書き上げた店名のロゴ。店内に入った瞬間、真っ先に目に飛び込んで来るインパクト大のロゴです。
ご案内
入口壁に配置されているご案内。
下駄箱
下駄箱のカギ
店内の会計は、この下駄箱の鍵に読み込んで退館時に自動清算するシステム。なので、館内にいる時は財布要らずでお食事、お買い物ができます。
受付カウンター
下駄箱に靴を預けたらここで受付を行います。館内着やレンタルタオルセットもここで受け取ります。
自動精算機
退館時にここで精算を行います。精算後一定の時間を過ぎると精算機横にあるゲートを通過することができなくなるので注意。使用済みの館内着やレンタルタオルセットは、この近くの返却ボックスに入れます。
脱衣所
階段
受付が終わったら階段を登って浴室に向かいます。岩盤浴を利用する場合も、2階の脱衣所で館内着に着替える必要があります。
脱衣所入口
脱衣所
2種類の大きさのロッカーが用意されていますので、少し大きめのカバンの方も安心して利用できます。ドレッサーにはドライヤー、綿棒が完備してあります。
お風呂
天然温泉が楽しめる露天風呂、内湯のメインは高濃度炭酸泉、浴室両サイドにジェットバスと熱湯、水風呂が配置されています。内湯と露天風呂はほぼ全面ガラス張りで仕切られているため非常に開放的な空間になっています。
露天風呂(天然温泉)
深湯温泉
露天スペースにある絶景が楽しめる露天風呂。天然温泉は常にオーバーフロー状態。贅沢なお風呂です。
深湯温泉の湯船
湯船は深さ110㎝あるので、立ちながら絶景眺めて浸かるもよし、ベンチに腰掛けて浸かるもよし。
深湯温泉のロケーション
この景色を眺めながらの天然温泉、お世辞抜きで最高です!
天然温泉
十分な広さが確保された露天風呂。思いっきり手足を伸ばして外気を感じながら温泉が楽しめます。
つぼ湯温泉
つぼに注がれる天然温泉を独り占めできる贅沢なお風呂。
内湯
炭酸泉
ぬるめのお湯に溶け込む高濃度の人工炭酸ガスにより、体内の血流が良くなり代謝が促進されます。リラックス効果と美肌効果も期待できます。
炭酸ガス
炭酸泉の湯船の下から常時、高濃度の炭酸ガスが発生しています。
アトラクションバス
3種類のバリエーションが用意さればジェットバス、リラックス効果抜群です。
洗い場
シャンプー、リンス、ボディソープも備え付けられています。一部のシャワーヘッドがReFaなのも嬉しいポイント。
サウナ
6段のベンチがある広々室内のサウナは、収容人数30名程の対流式(ストーン)サウナ。1セット目のサウナ室内は90℃程でしたが定期的に発生するオートロウリュウにより、室内の湿度は75%前後に保たれしっかり熱い。最上段に座ればすぐに玉のような汗が流れ出します。2セット目以降は室内温度もも92℃に上がっており1段下がって座っても十分な熱さでした。以前は、広いサウナ室と人の出入りにより室内の温度が下がり易かったそうですが、当初よりストーブもパワーアップされてその問題も解消されているそう。下段に座れば、マイルドな温度のサウナが楽しめるので初心者の方も安心ですね。
岩盤処 満願
ロビー
ベンチ、バリエーション豊かなくつろぎスペース、クールダウン室があります。手前からロウリュウ岩盤浴、スチーム岩盤浴、プロジェクション岩盤浴が配置されています。
ロウリュウ岩盤浴
室内中央に配置されたストーンタワーにアロマ水が天井から降り注ぎ、強烈な熱波が発生します。アーチ型の天井の効果により熱波が隅々まで広がっていきます。サウナ好きも納得の熱さ、玉のような汗が吹き出します。
スチーム岩盤浴
室内中央に配置された大釜から噴き出す微粒のミストにより、まるで雲海に浮かんでいるような感覚が味わえる「雲海ヒーリング」が楽しめます。ミストが肌にあたると気持ちよさも倍増です。
プロジェクション岩盤浴
3種類の中では一番マイルドな温度設定。プロジェクターに映し出されるヨガインストラクターと一緒にホットヨガが楽しめます。サウナにはない心と身体がととのっていく感覚が新鮮でした。
クールダウン室
岩盤浴で火照った身体をクールダウンできます。
屋上テラス 三本杉
岩盤浴利用者専用の外気浴スペースです。
水風呂
水風呂の温度は2種類あり、画像向かって左側から18℃、真ん中が8.5℃の設定となっています。向かって右側の湯船は43℃の熱湯となっています。18℃の水風呂にはバイブラが発生しているので、体感温度は少し低めに感じると思います。シングルの水風呂は10秒も入ると吐く息が白くなるほどのキンキンの設定。シングルに浸かってダブルに浸かる流れが個人的に最高です。
休憩
露天風呂にある休憩スペースで外気浴が楽しめます。インフィニティチェア、デッキチェア、ベンチ、イスがあるので、自分好みの場所で思う存分ととのえます。デッキチェアに寝転びながら休憩していると聞こえてる深湯温泉のオーバーフローの水音が何とも言えない心地よさです。内湯スペースにもイスが用意されていますので、外気浴が厳しい気候でも安心ですね。
その他
駐車場
170台もの駐車場が敷地内に完備されています。
広々としたロビー
落ち着いた雰囲気のロビーの奥には、御食事処みうま屋、ボディケア美鹿(びろく)があります。
御食事処 みうま屋
広々明るい雰囲気の店内
テラス席もあります。
御食事処みうま屋メニュー
一品料理やアルコールなども充実しています。
ボディケア美鹿(びろく)
ボディケア、フットケアで心身のバランスをととのえ、日頃の疲れを癒してくれます。
休憩スペース
多度大社の上げ馬神事の際、観覧席として組まれるやぐらをイメージしたデザインなんだそう。
やぐら部分はこんな感じになっています。
横にはソファも配置されています。奥にも広々した休憩スペースがあります。
奥にある休憩スペース
こんな変わった休憩スペースもあります。
コミック、雑誌が読み放題
施設内にはコミックや雑誌は置いておらず、代わりに自分のスマートフォンやタブレット端末を使って無料で読めるようになっています。
イベントカレンダー
日替わりで様々なイベントが開催催されています。3と7がつく日はサウナイベントがあり、通常よりもサウナ室の温度が高くなります。サウナーには嬉しいイベントです。
キッズスペース
伊勢桑名藩初代藩主の本多忠勝が身につけていた黒甲冑をイメージした黒壁が印象的。この黒壁は、その他いたる所にあり桑名の歴史を感じることができる演出となっています。
物販コーナー
地元の特産品などが数多く販売しています。
初日の出
神馬の湯は元日6:00より営業します。タイミングが良ければ最高の日の出を拝むことができます。
支配人とお話し
2021年3月にオープンした『神馬の湯』は、市が運営していた足湯があったこの地で、健康と地産地消をテーマに桑名市のブランド推進の一環として誕生した日帰り温泉施設。レジャー施設としてではなく社会福祉施設としてあらゆる年代の方々の健康に寄与することを目的とした施設だそう。
そんな地域の方々の健康に寄与することを目的として誕生した施設、オープン当初はコロナ禍真っ只中。当初予定していたオープン日から約半年遅れで何とかグランドオープンを迎えたものの、お客様の入りは非常に少なく厳しい船出だったそうです。そんな中でも地道な営業を続けて迎えた一周年、「サ道」の作者タナカカツキさんを迎えた一周年イベントが行われたり、この頃からコロナの規制もかなり緩和され、世の中が活動的になってきたことで来場者数も右肩上がりに増えてきたそうです。
現在では、平日でも多くのお客様で賑わい、週末には170台ある駐車場も満車になる程の盛況ぶり。来場される方も桑名市を中心とする三重県在住の方だけでなく愛知県、岐阜県その他県外地域からのお客様で約半数を占めているそう。地域の方だけでなく県外からも注目が集まる施設となっている『神馬の湯』は、館内のいたるところで桑名の歴史、文化を感じることができる日替わり温泉施設として、これからも桑名ブランド発信に一役買う存在になりそうですね。
『神馬の湯』は、今後も健康に寄与する日帰り温泉施設として営業しながら、サウナイベントなども随時行うことで、お風呂好きの方もサウナ好きの方も年代問わず楽しんでいただける施設を目指していくそう。更なる進化を続けていく『神馬の湯』のお風呂とサウナ、楽しみですね。
神馬の湯支配人 岩井さん
10代後半からサウナを楽しむベテランサウナーでもある支配人。色んなサウナの楽しみ方をしてもらいたいと考える支配人が手掛ける『神馬の湯』から今後も目が離せませんね。
最後に
今回は『神馬の湯』を紹介しました。
施設のいたる所でくつろげる空間が演出されているのがとても印象的で、清掃も隅々まで行き渡りとても居心地が良い施設でした。
スタッフの方にもとても丁寧に対応いただき、
お風呂、岩盤浴スペースを利用されるお客様も非常にマナがー良く、終始気持ちよく癒しの時間を楽しむことができました。
天然温泉、広々サウナと2種類の水風呂、3種類の特徴的な岩盤浴、開放的な空間で外気浴が楽しめる『神馬の湯』は、再訪確定の素晴らしい施設です。
今回掲載している画像は、事前に神馬の湯様の許可を得て撮影したもの、一部ご提供いただいたものを使用しております。
最後までお読みいただきありがとうございます。